仰天!道頓堀のヘドロから死後十数年の男性死体
前回阪神V時の飛び込み?ダイブ死捜索で発見

5300人が飛び込み、17日には死亡事故もあった道頓堀。発見された死体は85年V時の熱烈阪神ファンか。
5300人が飛び込み、17日には死亡事故もあった道頓堀。発見された死体は85年V時の熱烈阪神ファンか。
 17日に発生した道頓堀ダイブ死事件。その捜索の途中に、道頓堀川底のヘドロの中から死後十数年経過したと見られる男性の遺体が発見されていたことがわかった。

 大阪府警の発表によると、遺体が見つかったのは、飛び込みのメッカ戎橋からわずか400m下流の川底。全身がほぼ白骨化状態で、死後少なくとも十年以上は経過している模様。

 普段、道頓堀の流れは相応に速いが、川底部分はヘドロが厚さ1m以上に渡って堆積している結果ほとんど還流していないと言われ、この男性遺体も十数年の長きに渡り、川の底深くに眠っていたようだ。  

 現在のところ、この男性の身元はわかっていないが、興味深いのは引き上げられた際、遺体の首に阪神応援用のメガホンがかかっていたとの目撃証言が複数あること。しかも、かつての最強助っ人バースの背番号「44」が書かれたメガホンだったという。

 最近川に投げ入れられたメガホンが偶然首にかかったことも考えられるが、もしこの遺体が元々バースを応援するメガホンを首にかけていたのだとすると、85年の前回阪神優勝時に道頓堀に飛び込んだ男性の遺体である可能性が高い。    

 地元の商店街では「85年Vのときの虎キチが18年ぶり優勝のお祭り騒ぎで、いてもたってもいられず出てきたのでは?」との声も。大阪府警では、引き続きこの遺体の身元の確認を急いでいる。

ZACZAK 2003/09/18