右の写真をみて普通の人は良く出来た合成写真だと思うだろうが、これはれっきとした本物。今、米国で一番人気の「３つの乳を持つポルノ女優」ジンジャー・サンチェス（２１）だ。もちろん本物とは言っても生まれつきのものではなく、８万ドル（約１千万円）をかけてつくったシリコン製のニセ乳。しかし豊胸手術をする女優はたくさんいても３つめのオッパイをつくるなんて発想は誰も思いつかない。いったいなぜこんなことを？本人に直撃インタビュー。

もちろん最初はジョークだと思ったわ

　ジンジャー・サンチェスはシカゴ出身。母はアメリカ人、父はメキシコ人の一人っ子。１０代の頃からモデルをしていたが殆ど仕事はなく、本人もこのまま誰かと適当に結婚する平凡な人生を送るものだと思っていたという。

　しかし、そんなジンジャーに転機が訪れたのは彼女が２０歳の夏のこと。ジンジャーにとって約半年ぶりの撮影現場に、たまたま別な撮影で居合わせたのが、かの名物ポルノプロデューサー、ジェシー・ポップ。御年６５歳ながら現役バリバリのスケベおやじである。

　「ジェシーの第一印象？うーん、普通のおじいさん（笑）。でも信じられないくらいありったけの言葉で私のことを誉めるの。そのあとに６桁の小切手を見せられたらよっぽど敬虔なクリスチャンでもない限りＯＫするんじゃないかしら」

　こうして偶然にスカウトされたジンジャーは、契約書にサインした後、２０ポンド（約９ｋｇ）のダイエット指令とともに仰天のオファーをうける。

　「もちろん最初はジョークだと思ったわ。そりゃバストを今の２倍くらいの大きさにされるくらいは覚悟していたけど、まさか３つめの胸をつくるなんて思いもしなかった」

乳首をつくるのに半年かかった

　数多くの豊胸手術経験をもつ医師も何もないところにオッパイをつくるのは当然ながら初めて。とくに乳頭部分が難しかったという。

　「完璧な３つめのバストをつくるのに９ヶ月かかったわ。その間に手術を５回。うち２回はシリコンを入れる手術。うち３回は乳首をつくるため。」

　乳首は、太ももの皮膚と肉の一部を移植し、そこに色素注射する方法で作られた。他の２つの乳首とのバランス調整が難しく、満足いく仕上がりになるまでに約半年が費やされたという。こうなるともう芸術作品の世界！？

３つめの胸の感度？最高よ・・と言いたい所だけど

　こうして３つの完璧なバストをもつポルノ女優、ジンジャー・サンチェスが出来あがり、デビューと同時に爆発的な話題となった。

　「そりゃあ、あれだけ何回もの手術に耐えて手に入れた体だもの。話題にならなきゃどうしようもないわ。それに、これだけお金がかかっているのよ。ビジネスとして成功しないと私は借金まみれよ」

　結果的にはビジネスとして成功どころか、今や所属事務所の年商の半分を叩き出すジンジャー。ひとつみんなが気になるであろう質問をしてみた。

　「３つめの胸の感度？そりゃあもう最高よ。と言いたいところだけど、バストとして感じることはないわ。ウエストを撫でられているのと感覚的にはおんなじね。」

子供は３人産みたいわね（笑）

　今も分刻みで過密スケジュールをこなすジンジャー。先日家を買ったにもかかわらず、まだ１回も見に行っていないという。そんなジンジャーに最後に将来の夢を聞いてみた。

　「そうねえ。普通に結婚したいかな。子供は３人つくって全員におっぱいをあげたいわ。でも１人だけ母乳が出ないから可哀想かな（笑）」

　子供は２人にして、３つめのおっぱいは是非、旦那さんにあげてほしい。